2018.12.21 11:039年連続で採用数が増加。ますます厳しくなる新卒市場リクルートの発表によると、採用数が前年より「増える」と答えた企業数は、「減る」と答えた企業数を9年連続で上回ったそうです。実際、前年と同じことを単純に繰り返したのでは、エントリー数や説明会動員数、内定数などが大きく減少してしまうリスクがあることを実感されている人事担当者も多いと思います。このあたりの相場観を経営トップと共有できないと、「なんで採用できないんだ」という責任問題になる可能性があり、また自社の採用力を上げるためにも、経営トップを巻き込んだ採用活動が必要になってきます。実際、人材確保のため、大学生・大学院生の新卒採用で初任給の引き上げに「すでに取り組んでいる」と答えた企業は26・3%。「今後取り組む予定」とした企業もあわせると、49・9%にのぼ...
2018.12.13 06:58新卒採用におけるエントリーシートの使いこなし方新卒採用において、エントリーシートに関しては企業によっていろんな考え方があると思いますが。いまだ、手書きオンリーで、筆圧からやる気を見る、という企業などもあったりします(履歴書も含めて)。今の時代、それはどうかという考え方もありますが、担当の方に話を聞くと、辞退していく学生を見極めるには結構役に立つと言われたりして、なるほどそうかもな…と思ったりもします。その一方で学生にとっては、ゼロから書き上げるには膨大な時間がかかり、就職活動ピーク時期には厳しいという声も。一方で企業の側でも、一つ一つのエントリーシートを見て判断をするのは非常にエネルギーを費やす作業となっています。AIに任せるなんてケースも出てきたりはしています。リクナビ等の場合は、エントリーシー...
2018.12.03 07:2336%を占める「中途採用で人が集まらない企業」が勝ち組になるには?リクルートキャリアの調査によると、中途採用を実施しているにもかかわらず、選考合格者数が計画を下回っている企業は35.7%にのぼります。苦戦が目立つのは、「機械・電機・化学エンジニア」(36.5%)「管理系職種」(34.8%)「生産・品質管理職」(33.7%)「接客・販売・店長・コールセンター」(33.6%)「営業」(33.0%)などなど。もちろん絶対数が少ない職種もありますし、条件が悪く求職者に不人気な職種もランクインしていますが、営業や管理系職種がここに混じってきているのはちょっと首をかしげてしまいます。待遇の見直し、仕事の魅力の伝え方の見直し、様々な制度の見直し…。まだまだできることは数多く残されているのではないでしょうか。採用難の企業で目立つ課題...