新卒採用におけるエントリーシートの使いこなし方

新卒採用において、エントリーシートに関しては企業によっていろんな考え方があると思いますが。いまだ、手書きオンリーで、筆圧からやる気を見る、という企業などもあったりします(履歴書も含めて)。今の時代、それはどうかという考え方もありますが、担当の方に話を聞くと、辞退していく学生を見極めるには結構役に立つと言われたりして、なるほどそうかもな…と思ったりもします。

その一方で学生にとっては、ゼロから書き上げるには膨大な時間がかかり、就職活動ピーク時期には厳しいという声も。一方で企業の側でも、一つ一つのエントリーシートを見て判断をするのは非常にエネルギーを費やす作業となっています。AIに任せるなんてケースも出てきたりはしています。

リクナビ等の場合は、エントリーシートを「オープン・エントリーシート」という統一仕様のものに、プラスアルファでカスタマイズできるようにしています。記入に時間がかからないのが学生にとってのメリット。企業にとっては最低限のことは分かるので、あとは面接で、とい割り切って使えるところが使い勝手のいい部分だとか。と言っても、採用するか否かを決めるには材料として厳しいので、少なくとも足切りに使う場合は、適性検査との組み合わせが基本のようです。

逆に、選考のテーブルに乗せる際にかなりの足切りを行うケースでは、選考材料としてエントリーシートを使っている、というのが、学校名やランクだけで判断していない、というアリバイになっていることもありそうです。あんまり時間を使わないでいいから、学生にも親切と言えるかもしれません。

採用効果アップ研究所(新卒採用・中途採用・IS)

飛竜企画 社員採用支援事業部が日々研究している、リクナビなどを使った新卒採用やインターンシップ、リクナビNEXTなどを使った中途採用、周辺インフラ/ツール、グループワーク、組織活性化にまつわる、応募数アップ、応募の質アップ、応募歩留りアップなどに繋がる、お役立ちノウハウを共有します。