今週の新卒採用に関する商談は、軒並み内定率に関する話題が中心でした。
今月1日の時点で内定を得た学生の割合は51.4%で、去年の同じ時期を8.7ポイント上回ったということで、これだけ見て、まずい!という焦りを感じている人事担当の方もいるかもしれません。
逆に昨年の例から、大手の内定がさらに増える6月をまたいで約1か月間、内定をもらった学生が記念受験のような形で、新たな企業の選考を受けるケースが結構増えてくるだろうとみる企業も多いようです。
内定をもらった学生というのは「本当にここでいいのか」と揺らいでいるケースが非常に多いもの。当社としても、5月後半や6月からの積極アプローチを推奨しています。逆にこの期間に、内定を出した学生にいかに辞退されないようにできるかが正念場ともなっています。
ところで内定辞退の方法についても、ちょっと世の中を騒がせていますね。
引き留められる可能性があるという観点では、企業にとってはやはり直接会うことが好ましいのですが、入社意思がまったくない場合はお互いに時間をロスすることにつながります。ケースバイケースと言えるでしょう。
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