3月1日に、2019年卒業予定者の就活が解禁になりました。
新卒情報媒体のオープン、大規模な合同説明会が相次いで開催されるなど市場がいよいよ本格化、という状況にありますが、昨年と比較して違和感を感じている企業も多いかと思います。
・媒体からのプレエントリーの出足が遅い
・合同説明会への出席数や、ブースへの着席数の手ごたえが悪い
そんな声を耳にする機会が度々あります。
その一方で、例年より順調にプレエントリーや説明会予約者数を伸ばしている企業様もいます。
両者の明暗を分けているのが、“インターンシップ”。
実は今年は、1~2月に行われたウィンターインターンシップが、学生にとっては実質的な就職活動のスタートであり、3月の就職活動解禁は、その継続として受けてめている学生が多いのではないかと推測されています。
学生はすでに3月になる前にある程度興味先を絞り込んでおり、解禁になった時点ではまず興味企業へのエントリーを優先して行う。ということで、積極的にインターンシップを行ったり、情報を発信したりしている企業については、スタートダッシュの手ごたえを十分感じているようです。
とは言え、もちろんすべての学生がそうした動きをしているわけではないので、3月時点で情報を効果的に発信していくことで、ある程度スタートダッシュの遅れを取り戻すことが可能です。
同時に気にしていく必要があるのが、2020年度の新卒戦線。すでに今年6月から各プレサイトなどもオープンして、例年以上に活況になっていくことが見込まれています。またオリンピックを見据えた、経団連による解禁日前倒しの動きなどもこれから注視していく必要があります。
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